会長挨拶

 

一般社団法人 三重県診療放射線技師会会長

武藤 裕衣

 三重県診療放射線技師会の活動に、日頃より温かいご支援とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

 本会では、地域医療を支える専門職団体として、学術研鑽の機会づくりと次世代育成に力を注いでまいりました。近年は特に、学びの場そのものを「参加して良かった」と感じていただける空間へと進化させることを目指し、会員の皆様とともに取り組んでおります。

 2026年2月には、第66回東海四県診療放射線技師学術大会を三重県で開催いたしました。「地域を支える力 ~若手技師の成長と脊椎イメージング最前線 in 東海~」をテーマに、142名の参加を得て盛会となりました。若手育成を正面から扱った会員発表、日常業務に直結するランチョンセミナー、脊椎脊髄外科領域の最前線を学ぶ特別講演、そして4モダリティからの実践的なシンポジウムなど、多角的な学びが交差する大会となりました。討論を通じて教育体制を見直す機会にもなり、若手が挑戦できる環境づくりについて多くの示唆が得られました。

 また、2025年11月には鈴鹿医療科学大学にてCCRTを開催し、935名もの参加をいただきました。162演題の一般発表に加え、若手・学生が主体的に議論に参加する企画や、来場者とスタッフが一体となって楽しめる仕掛けを取り入れ、「学術の深さ」と「心地よい学会体験」の両立を目指しました。会場から寄せられた「明るく温かい雰囲気だった」「新しい試みが多く未来を感じた」といった声は、準備に尽力した実行委員・スタッフにとって大きな励みとなりました。

 これらの大会を通じて改めて感じたのは、学術大会やセミナーは主催者だけでなく、参加者一人ひとりの思いが重なり合って初めて豊かな場となるということです。三重県技師会は、これからも会員の皆様とともに、学び合い、支え合い、地域医療の質向上に寄与する活動を続けてまいります。

 今後とも、皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 

Mie Association of Radiological Technologists