会長挨拶

会長就任のご挨拶

 

一般社団法人 三重県診療放射線技師会会長

武藤 裕衣

 一般社団法人三重県診療放射線技師会ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 会員の皆様におかれましては日頃より本会の活動にご協力をいただき厚く御礼申し上げます。

 当方令和6年5月に本会第13代会長に就任いたしました。与えられた2年の任期のうち、1年目を終えました。2年目を迎えるにあたり会員の皆様にご挨拶を申し上げます。

 会長就任時のごあいさつで掲げた3つの目標のうち、昨年度で2つの目標を実現しました。

 まず1つ目の目標が、「県技師会のデジタル・トランスフォーメーション(DX)化の促進」です。
 業務効率の向上を図るため、Google Chatを活用し、役員間の情報共有と意見交換を活発化させました。また、理事会をはじめとする「会議」の質向上に向け、議決事項の明確化、資料の押印廃止(可能なもの)、会議申請の効率化、議事録公開の迅速化などを実施しました。さらに、役員の旅費申請にはGoogleフォームを導入し、業務の効率化を図りました。スマートフォン向けサイトや技師会アプリの運用は、県技師会の規模では実施不能でしたが、JARTがアプリを作成導入いただいたことで、会員皆様へ様々な情報がプッシュ型で通知されるようになりました。三重県技師会では、メールニュースを従来から導入しています。まだメールアドレスを登録されていない会員皆様は、この機会にご登録をお願いいたします。(三重県技師会ホームページからご登録いただけます)

 2つ目が、「技師会と会員、特に若手会員との結びつきの強化」です。
 「三重県の技師が活躍できる未来を目指す」ためには、人材育成が不可欠と考えておりますが、それには、若手会員の皆様に、技師会に親しみを持っていただき、または気軽にイベントに参加していただきたいと考えていました。まず参加することで、会員同士や施設間のつながりにつながっていくからです。そこで、福利厚生事業と連携し、地区理事を中心に1月の学術大会後の懇親会でビンゴ大会を開催しました。当日は大いに盛り上がり、施設を越えた和やかな交流の場となりました。また、7月のフレッシャーズセミナーでは、昨年度市立四日市病院様で開催し、施設を越えた交流が行われました。今年は、武内病院様でフレッシャーズセミナーを開催予定です。ぜひ、多くの方に参加していただき、会員同士の交流につなげていければと思います。

 今後も、ベテランの会員の皆様はもちろんですが、20代や30代の会員の皆様に「技師会に参加してみよう」「イベントの運営を役員と一緒にやってみよう」と思っていただけるような訴求力の高い技師会を目指してまいります。

 そして、2年目の今年、3つ目の目標であります「本県で開催されるCCRTおよび東海四県学術大会の成功」に向けて、取り組んでまいります。
今年のCCRTは、今年11月15日・16日、鈴鹿医療科学大学千代崎キャンパスにて開催します。
大会テーマは「Useful for Tomorrow’s Practice!」です。参加者の皆様が翌日からの業務に活かしたいと思える企画を多数ご用意いたします。
現在、実行委員会が鋭意準備を進めており、8月31日まで演題募集を行っています。ぜひ、多くの会員の皆様に三重大会でご発表いただければと思います。

 また、三重県会員の皆様には、当日実行委員としてご協力をお願い申し上げます。
 技師会の未来を担う若い世代の皆さんにも、ぜひ積極的に関わっていただきたいと願っています。

 「三重県の技師が活躍できる未来を目指そう。」という言葉をモットーに、役員一同、会務に励んでまいります。皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

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