【議事録】令和2年度第2回理事会

令和2年度第2回理事会
議事録

1 開催日時  令和2年6月23日(木)19:00~20:30

2 開催場所  web Zoom

3 出席者氏名 【理事】界外 忠之、山田 剛、武藤 裕衣、浅沼 源示、森田 英稔、丹羽 正厳、磯部 好孝、小林 篤、難波 一能、刀根 淳也、白藤 裕敏、姫子松 博洋後藤 末成、三好 佳仁、福田 剛史、四竃 明日香

【監事】中西 左登志、牧 浩昭

【参与】北岡 ひとみ

4 進行等

定款第30条により会長が議長となり、19:00開会を宣言した。    

理事会を構成する理事18名のうち14名及び監事2名の出席を得たので、適法に成立する旨を述べ、議事の審議に入った。(難波、後藤、途中参加により最終参加理事16名)

5 議事録作成 磯部 好孝

6 議事

【会長報告事項】

  • 県技師会メール配信サービスvol.34~54を配信
  • 県内、診療放射線技師の新型コロナウイルス感染者について

・会長が情報収集し、会員に向けて冷静な対応を呼びかけるメッセージを配信した。

(3)非会員からの「新型コロナウイルス特別危険手当」の問い合わせについて

・他県に遅れをとることなく速やかに要望する方針であることを連絡した。

(4)令和元年度JART功労表彰は石河正人氏が受賞

(5)第70回三重県診療放射線技師会総会開催について

・新理事、監事(外部監事を含む)が選任され、第1回理事会にて、新執行部が発表された。

(6)第81回JART総会開催について

・令和2年度、3年度役員が選任され総会終了直後の理事会にて、上田理事が新会長に就任した。

(7)第36回JART学術大会10月開催中止

(8)鈴鹿医療科学大学評議員会について

・令和2年度第1回評議員会はコロナ感染の影響を鑑み、書面評決となった。

【業務理事会報告事項】

(1)令和2年度、三重県診療放射線技師会の事業方針について

・新型コロナウイルス感染拡大防止の為、今年度の事業方針が以下の通り承認された。この方針は感染状況により適時見直す事とした。

・10月末まですべての本会事業を中止とする。会誌発刊、事務所の移転事業は除く。

・業務理事会、理事会はweb会議とする。

・JART委託事業の依頼の開催時期は11月以降で検討する。基礎講習会は中止。

(2)当番県である第62回東海四県学術大会の開催について

・中止とし、東海四県会長会議に申し入れることを確認した。

(3)令和2・3年度、被ばく相談担当者の選定について

・県立総合医療センター、片山氏に依頼することを確認した。

上記について、全員賛成にて承認された。

【決議事項】

(1)令和2・3年度、参与の選任について (資料1)

・界外会長より石河真人氏、伊藤守弘氏、北岡ひとみ氏、永澤直樹氏4名の推薦があり、異議なく選任案は可決された。

・メーリングリストについては、これまで理事メーリングリスト、業務理事メーリングリストであったが、参与が追加されたことを踏まえ、参与を追加した役員メーリングリストを作成することとなった。作成担当は浅沼業務理事。

(2)令和2年度、公衆衛生事業功労者表彰候補者の推薦について

・表彰審査委員会より鈴鹿回生病院、落合技師長の推薦があり全会一致にて承認された。

(3)令和2年度、新入会員、転入会員の承認について

・新入会6名、転入者1名について全会一致にて承認された。

【その他】

(1)第13回CCRTの開催について

・今年度は中止、次年度へ延期。

(2)三重県診療放射線技師会定期総会、第1回理事会への新理事の全員出席について

・会長の交代有無に関わらず、新理事は登記上、全員出席する必要があることを確認した。

(3)災害支援認定診療放射線技師の認定者について

・JARTより三重北医療センターいなべ総合病院、山崎技師長が認定された。

(4)JARTより令和2年度、診療報酬改定に対する影響調査の協力依頼

・会長よりJARTに回答後、三重県診療放射線技師会事務局まで施設名、氏名の報告依頼があった。

(5)令和3年、春の叙勲候補者の推薦について

・表彰委員会では、理事会決議を尊重し、今回も引き続き伴野氏を推薦する。

(6)web会議の開始時間について

・19時開始のままとする。

(7)表彰規程の変更について

・過去に作成した規程では現状にそぐわないため改訂することとする。変更案ができ次第、理事会に上程する。

上記の如く、界外会長より報告があった。

【副会長・業務理事・担当理事報告事項】

(1)広報総括:武藤副会長

・事業計画のレントゲン週間イベントについて中止を視野に入れて検討したいと提案された。

検討の結果、継続検討となった。

(2)広報担当:浅沼業務理事 (資料2)

・メーリングリストがどれだけの人が確認しているのかを把握する為に、メール配信サービスで情報伝達に関するアンケートをすることを提案された。意見を募ったが意義はなかった。 

(3)事務所移転に関して

・移転事業は急がずに進めて行く。長く借りられるところで今後も検討。

(4)今年度の活動について

・現状では会場型講習会を開催できない。7月4日にガイドラインが提案されるためweb開催も視野に入れ、技師会の事業が進められる時がきたら進めることを確認した。

以上をもって本日の議案全ての審議を終了し、20:30に閉会した。

上記の通り、原本と相違ない事を証明する。

令和2年7月1日

一般社団法人三重県診療放射線技師会

会長     界外  忠之

第36回日本診療放射線技師学術大会開催に関わる理事会決議について

第36回日本診療放射線技師学術大会開催に関わる
理事会決議について

(一社) 三重県診療放射線技師会

会長 界外 忠之

昨日、中日本地域 山本地域理事より連絡があり、

6月1日のJART臨時理事会の結果、10月に開催を予定していた第36回日本診療放射線技師学術大会は中止となったそうです。

現在、大会の2月への延期またはweb開催などを検討しており、その最終決定は7月4日のJART理事会にて決議される様です。

また、JARTからも『第36回日本診療放射線技師学術大会開催に関わる理事会決議について』会員に周知する旨の連絡を受けましたのでお知らせいたします。

新型コロナウイルス感染症について会長からのメッセージ

新型コロナウイルス感染症について
会長からのメッセージ

(一社)三重県診療放射線技師会

会長 界外 忠之

 会員の皆様には平素より三重県診療放射線技師会事業にご協力いただき感謝しております。

 さて、4月18日発表の報道等にてご存じのことと思いますが、三重県内の診療放射線技師から新型コロナウイルス陽性者が確認されました。20日現在、感染経路は調査中とのことで確かなことはわかっていません。

 三重県では現在、36名の感染が確認されていますが、重傷者はおらず全国よりも陽性率は低く推移していたので少々安心しておりましたが、ここ一週間程度での感染者の急増と同じ職種の方からの感染を聞くと正にコロナ感染のリスクが身近に迫っていることを感じ、さぞ会員皆様も業務に対し不安を抱いていることと思います。

 そんな時だからこそ今我々がしなければならないことは、不確かな情報に一喜一憂することでも、必要以上に恐れることでもなく、医療人いや診療放射線技師としての誇りを持って、決められた手順通りに業務をこなし、「感染しない」「感染させない」を徹底することが大切です。

 新型コロナウイルスの特徴として、季節性インフルエンザに比べ肺炎になる率が相当程度高いことが報告されており、我々の守備範囲である胸部レントゲンやCT撮影の機会が多いことが予想されます。

 当院でも行いましたが、陽性患者の撮影を想定した手順書(マニュアル)の作成は元より、担当技師を集め手順書に沿った形でのシュミレーションを行い、実際の行動に落とし込むことにより、現場担当技師の不安は大きく軽減されることを感じています。是非、感染防護を含めた撮影方法手順の確認を実践し、実際の撮影時に慌てて感染拡大を招かないよう、今から準備していただくようにお願いいたします。

 また各メーカーより装置の消毒方法も紹介されていますので参考にし、我々の部署が感染源とならないよう日々、各装置の消毒も実施していただきますようお願いいたします。

 奇しくも本日、三重県は新型コロナウイルス感染拡大阻止に向けた「三重県緊急事態措置」を実施いたしました。内容をご確認いただき、ウイルスを「持ち込まない」「広げない」、三密「しない」をスローガンに、プライベートでも行動を自粛し感染拡大防止に努めていただきたいと思います。

 診療放射線技師としての誇りを忘れず、冷静で正しい行動をお願いいたします。コロナなんかに負けないよう、会員一致団結して頑張りましょう。